今回紹介するお酒は『マリブ』というお酒です。
それは、ココナッツの香りのするお酒。
飲むと、夏の海岸を思い出す。
そう、あの香…
コパトーン!
日焼けオイルのコパトーン
という人多し
どんなお酒?
ラム酒とココナッツを合わせたお酒です。
カリブ海に浮かぶ島国バルバドスでつくられたラムと、フィリピンのココナッツをブレンドしてつくられています。
ピニャコラーダ
バー・アルバではカクテル『ピニャコラーダ』をつくるときにマリブを使います。
マリブ、パイナップルジュース、ミルクをシャカシャカとミックスして作ります。
本来ならば、ピニャコラーダは、ラム、ココナッツ・クリーム、パイナップルジュースをミックスして作るのですが、1年間で10杯も出ないカクテルのためにココナッツクリームを置いておくことはできないので、マリブを使っています。
タイ料理屋さんならカレーなどの料理に使うのでいいのでしょうが。
マリブは、なにとミックスしてもおいしくなるお酒。
マリブ開発の時に、若者がターゲットで、若者の家の冷蔵庫にありそうな炭酸飲料やジュースで割っておいしく飲めるお酒というコンセプトで開発されました。
なので、たとえば、オレンジジュースや、コーラなどで割ってもおいしいカクテルになります。
ココリコ
マリブは1980年ごろに誕生したようです。
もうけっこう歴史あるお酒。
どうも最初は、ココリコ(COCO-RICO)という名前だったようで。
マリブという名前に変わったようです。
マリブという名前は、アメリカの西、カリフォルニア州の太平洋に面した都市の名前から。
有名ハリウッドスターやスポーツ選手などセレブの邸宅があったり、サーフィンなどで有名なところですね。
マリブについてネットなどで調べるのですが、公式ホームページを見てもくわしくは書かれていません。
というのも、マリブは、現在、ペルノリカールという企業が持っているブランドです。
ですが、最初にマリブをつくったのはちがう企業です。
マリブは売却されて現在にいたります。
ですので、マリブのホームページを見ても、違う企業だった時の話は詳しく書かれていないのです。
スペイン産
ラベルを見ると「原産国スペイン」と書かれています。
(。´・ω・)ん? スペイン?
バルバドスでもなく、フィリピンでもなく、アメリカのマリブでもなく?
消費者庁の表示に関するQ&Aに、以下のような内容があります。
Q
A国とB国でそれぞれ製造されたワインをC国にバルク輸出し、そこでブレンドしてボトリング後に日本に輸入した場合、このワインの原産国はどの国でしょうか?
A
ブレンドは、ワインの風味を大きく変化させるものであることから、「実質的変更行為」に当たり、質問の例では、原産国は、ブレンドが行われたC国です。
マリブに関して言うと、バルバドスのラムと、フィリピンのココナッツをそれぞれスペインに運び、そこでブレンドしているのでしょう。
ですので、原産国はスペインとなるわけですね。
天満でうまい安い居酒屋巡りから
うってかわって大人のバーへ
このギャップが相手の心をつかむ‼
ひとつひとつのお酒、カクテルには物語があります。
BAR ALBAのコラムでは、お酒やカクテルをわかりやすく解説しています。
ぜひ、ご覧ください。
そして、ぜひBAR ALBAへお越しください。
天満とは思えない落ち着いた雰囲気の中で味わうマリブ。
マリブカクテルを飲むと、寒い季節でも、バカンス気分に浸れる。
ひさしぶりにビーチリゾートに行きたいなぁ。
マリブカクテルを飲みながら旅行の計画を立てるのも楽しそう。