MOSCOW MULE
モスコミュール
1941年誕生。スミノフ・ウオッカを宣伝するために考案されたカクテルです。
BAR ALBAのレシピ
ポーランドのウオッカ、ソビエスキー 45ml
カナダドライのジンジャーエール
ライム 1/6個
スミノフ・ウオッカを扱うアメリカのヒューブライン社の営業担当、ジョン・G・マーティンが、スミノフの販売促進のためのカクテルをつくろうと考え、話を持ちかけられたハリウッドのレストラン「コックンブル」の経営者、ジャック・モーガンが、当時、大量の在庫を抱えていたジンジャービアを使うというアイデアを思いつきました。
こうして、スミノフ・ウオッカとジンジャービアをミックスしたカクテル、モスコミュールが誕生しました。
銅のマグカップにいれて提供されていました。
このカクテルをウオッカのPRに利用して世界中に知られるカクテルになりました。
モスコミュールとは、モスクワのラバという意味です。
モスコ(MOSCOW)⇒モスクワ
ミュール(MULE)⇒ラバ
ロシアのウォッカを使ったことから、モスコ。
ラバはキックする力が強いことと、ウォッカはアルコールが強いとかけて、ミュール。
ん?
ホンマけ?
ラバはキックの力が強いのか?
カクテルの本によっては「ラバは、後ろ足で蹴るクセがあるところから、強いアルコール分を持った酒に、キックがあるという意味で」と書いてたりします。
気になる。
調べてみました。
インターネットで。
ラバのこと。
で、
わかったことは、
「ラバ」と検索すると、ホットヨガスタジオ・ラバの広告がいっぱい出てくることと、
画像検索すると、溶岩(ラバ)の画像がほとんど。
ということです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
じゃなくて、
以下、Wikipediaより引用
ラバ(騾馬、英語: Mule、ラテン語: Mulus)は、雄のロバと雌のウマの交雑種の家畜である。北米、アジア(特に中国)、メキシコに多く、スペインやアルゼンチンでも飼育されている。
逆の組み合わせ(雄のウマと雌のロバの配合)で生まれる家畜をケッテイ(駃騠、英語: Hinny)と呼ぶが、ケッテイと比べると、ラバは育てるのが容易であり、体格も大きいため、より広く飼育されてきた。
家畜として両親のどちらよりも優れた特徴があり、雑種強勢の代表例である。
体が丈夫で粗食に耐え、病気や害虫にも強く、足腰が強く脚力もあり、蹄が硬いため山道や悪路にも適す。睡眠も長く必要とせず、親の馬より学習能力が高く調教を行いやすい。とても経済的で頑健で利口な家畜である。
唯一の欠点として、「stubborn as a mule(ラバのように頑固)」という慣用句があるように、怪我をさせたり荒く扱う等で機嫌が悪くなると、全く動かなくなる頑固で強情な性格がロバから遺伝している。それ以外は、大人しく臆病で基本従順である。他では、馬よりは駆け足の速さが劣るぐらいである。
鳴き声は馬ともロバとも異なるが、ややロバに似る。
ラバとケッテイは不妊である。不妊の理由として、ウマとロバの染色体数が異なるからだと考えられている。ただ、発情期はあり、理論上は妊娠可能である。胚移植したように自然に妊娠することも稀ではあるがある。
ということです。
親の馬の特徴を受け継いで脚が強い。
というのはわかりました。
じゃあ、モスコホースでいいんじゃねぇ?
まあ、カクテルの名前なんて酒場のその場のノリで付けられたモノもたくさんあるでしょうし。
で、それが広く知られて飲み継がれる。
ということで、きちんとした記録など残るわけもなく。
のちに由来など調べてもきちんとしたことはわからない。
ということはよくあります。
で、最後に
BAR ALBAでは、モスコミュールは銅のマグカップではなく、ガラスのタンブラーで提供しています。
理由としては、銅のマグカップだと
炭酸がすぐ飛ぶ
氷がすぐ溶けて水っぽくなる
金属の容器に口をつけるのがイヤな人が結構いる
ということからです。
BAR ALBAに銅のマグカップあります。
銅のマグカップが良いというお客様はおっしゃっていただければ、そちらでおつくりします。
BAR ALBAへお越しください。
天満とは思えない落ち着いた雰囲気の中で味わうモスコミュールはひと味違います。