愛した女性は「ヴェスパー リンド」 007ジェームズ・ボンドの創作カクテル ヴェスパー マティーニ

VESPER MARTINI
BAR ALBAのヴェスパー・マティーニ

ゴードン・ジン 45ml
ソビエスキー・ウォッカ 15ml
リレ・ブラン 7.5ml
ボブズ・グレープフルーツ・ビター 5滴

上記をすべてシェークして、カクテルグラスにそそぎ、レモンの皮を絞って香りをつけた後、その皮をグラスに入れる。
 

Bond,James Bond

007の「カジノ・ロワイヤル」という作品ででてきたカクテル。

名前の「ヴェスパー」は、作品の中ででてきたジェームズ・ボンドが好きになる女性「ヴェスパー リンド」の名前からつけれました。

元のレシピは、作品の中でボンドが「ゴードン・ジン3オンス、ウォッカ1オンス、キナリレ0.5オンスをシェーク。レモンピールを絞って香りをつけた後グラスに入れる。」とオーダーしています。

1オンスは、だいたい30ml。

このカクテル1杯でウイスキーを4杯飲んだのと同じくらいのアルコール摂取量になります。

さすがは、ボンド!

このレシピは、1952年に、イギリス、ロンドンにあるデュークス・ホテル(DUKE’S HOTEL)のバーテンダー、ジルベルト・プレティ(GILBERTO PRETI)が007の著者、イアン・フレミングのために考案したといわれています。

イアン・フレミングはカクテルをこよなく愛した人物でした。
 

作中のレシピで作れないカクテル

BAR ALBAでは、ジンはゴードンジン。
ボンドのオーダー通り。

ウオッカは、ポーランドのソビエスキー・ウオッカ。

小麦が原料のウオッカ。

ボンドが「じゃがいもより穀物からできたウオッカで作った方が美味しい。」と言っています。

キナ・リレは現在販売されていないお酒なので、かわりに同じメーカーのリレ・ブランというお酒を使うBARが多いです。

リレ・ブランは甘みのあるお酒。

で、キナ・リレは飲んだことないですが、おそらく名前についてるキナという苦い味の植物が入っていたと思います。

ですので、元のレシピで作ったカクテルは、少し苦みのあるものだったはずです。

ヴェスパーがジェームズ・ボンドに、マティーニに自分の名前を付けた理由を質問する時「後味が苦いから?」と聞いているとこからも味がわかります。

なので、今のレシピでは、ほんとのヴェスパー・マティーニにはならないです。

で、BAR ALBAでは、苦いをおぎなうために、ビターズという苦い味のお酒を追加で入れています。

ボンドは『カジノ・ロワイヤル』以外では、いつもシェークして作ったウォッカ・マティーニを飲んでいます。

「Vodka martini. Shaken, not stirred.」

とオーダーして。

文章と写真で伝わらない。それは…

冷たく、キリっとした…

「ヴェスパー・マティーニのおいしさ」

ちょっとでも味が気になった方は、BAR ALBAに足を運んで飲んでみてください。

小道具の銃、ワルサー(ライター)あります。

銃をわきに置きながら、ヴェスパー・マティーニを楽しめば、

もうあなたは『007』

また、

雰囲気のあるバーで、ボンドのように銃を構えて写真を撮れば、『いいね!』たくさんもらえること間違いなし!

さあ、今夜はBAR ALBAで『007体験』をしに行こう!
 

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