FROZEN DAIQUIRI
フローズン・ダイキリ
セミがミンミン。
太陽ギラギラ。
ネクタイしめた首もと汗がだらだら。
こんな暑い夏の夜は、フローズン・ダイキリ。
ラムとライムジュースを、氷といっしょにミキサーへ。
ねっとりシャーベット状のダイキリのできあがり。
冷え冷えをひとくち飲めば、昼間の熱さが体の中から飛んでいくぅ。
さらに飲めば「マスター、暖房つけて。」と言いたくなるほど体は冷え冷えに。
誰かとBARへ行ったとき、ぜひ相手の人にすすめてあげてください。
ふたりで楽しめば
あなたも相手も、からだすずやか。
かおはニッコリに。
喜ばれますよ。
誕生はキューバ
キューバの首都ハバナにあるレストラン・バー「フロリディータ」
そこのバーテンダー、コンスタン。
1910年ごろ、彼は、キューバ生まれのカクテル、ダイキリに改良をくわえました。
ラム、ライムジュース、砂糖という3種類の材料のレシピに、マラスキーノというサクランボのお酒をほんの少しくわえてグレードアップさせました。
その味わいで、フロリディータのダイキリは評判に。
彼はさらに、小さくくだいた氷を入れたグラスにダイキリをそそぐというスタイルを考えました。
あついキューバでその涼やかな見た目と冷たい味わいは、またもや評判になりました。
彼は、このカクテルを「フローズン・ダイキリ」と名づけました。
1930年代後半に、アメリカで調理用のミキサーが開発されました。
彼はそれをバーに導入し、フローズン・ダイキリをシャーベット状に改良しました。
作家のアーネスト・ヘミングウェイがキューバを訪れた時、このフローズン・ダイキリをいたく気に入り、連日のようにこのバーへかよって、フローズン・ダイキリを楽しんだそうです。
ビニシー巡りから、うってかわって大人のバーへ。このギャップが相手の心をつかむ‼
ぜひBAR ALBAへお越しください。
天満とは思えない落ち着いた雰囲気の中で味わうフローズン・ダイキリ。
飲むほどに粉雪けちらしながら氷河をスキーで滑降する心地。
そんな出逢いを経験させてくれるカクテルです。