
ある夜、ふと浮かんだ「天満らしい一杯」
「なにかないかなぁ…」
ある日の営業終わり、
ふと思いました。
何がきっかけでそんなことを思ったのか?
思い出せませんが、
でも作りたくなりました。
オリジナルカクテルを。
キーワードは“天神”と“ジントニック”
「最近海外からのお客様も来るし、何か地域を活かしたカクテルとかいいんじゃない?」
「バー・アルバのある天満という地域を活かしたカクテルできないかなぁ…」
『天満』『天神橋筋商店街』『天満宮』…
「んんーっ」
「おっ、そうだ」
と思いついたのが、
天神(てんじん)と、ジントニックをひっつけて、『天神トニック』
と名前を思いついたのです。
天満宮の“梅”からインスピレーション
で、中身は?どうする?
ということで、さっそく、あれこれと試してみることに。
天満宮の紋(シンボルマーク)は、梅の花をモチーフにした紋が使われています。
菅原道真が梅を愛したことから、天満宮に祀られている天神様の紋として、梅の花の紋が用いられるようになりました。

よし、もう中身は決まった。
ジンと梅酒だな。
試行錯誤の末、たどり着いたレシピ
パッと思いついたのが、ベースに使うジンは『六』日本のジンだし。
梅酒がなかったので、何にしようかお酒のカタログを見ていてみつけたのが『プルシア』

フランスのプラムのお酒。
厳密にいうと梅ではないけど、まあ梅ということにしてください(汗)
で、六を30ミリ、プルシアを15ミリ、トニックウォーター。
アルバでは、ジントニックには、くし切りにしたライムを入れるのですが、ライムの香りが梅などの香りをけしそうなので、レモンジュースだけを入れて酸味を足そうと思いました。
で、作ってみたら…
んん〜っ、、、
なんかいまいち。
香りとか味が、なんだかなぁ…
割合を変えてみよう。
やはりイマイチ。
ジンをタンカレーに変えてみよう。
んん〜っ…
と、あれこれジンを変えたり、割合を変えて作ってみたりと、
試行錯誤の末、
できました。
天神トニックが。
すっきりジントニックに、ふわりと梅の香り
レシピは、ビーフィーター・ジンを30ミリ、プルシアを15ミリ、トニックウォーター、6分の1のカットライムを絞って入れる。
に決定。

すっきりりのジントニックに、『ふぁっ』と梅の花が咲く
アルバのオリジナルカクテル『天神トニック』
ぜひ、お楽しみください。