飲めなくなったウイスキー

棚に並んでいるウイスキーから、
久しぶりにこいつをひっぱりだしてきた。
それは、
『ハイランドパーク・バイセンテナリー』
スコットランドにある、ハイランドパーク蒸溜所(→ウイスキー工場)という所で作られているウイスキーです。
この蒸溜所は、1798年にオープン。
1998年に、200周年を記念して発売されたものです。
バイセンテナリーとは、200周年という意味です。
これを買ったのは、まあ、もちろんハイランドパークの200周年というのもあるのですが、
1番の理由は、『1977リザーブ』
私の生まれ年1977年に作られたウイスキーだから。
久しぶりに味見を…
「んっ?!」
「あちゃ〜っ!こりゃあかん(´Д` )」
アルコールが抜けてしまっていました。
腐ってはない。
飲める。
けど、
もうウイスキーとしてはだめでした‥
その隣にあった、「J&Bアルティマ」も飲んでみると、

こちらもアルコールが抜けている。
古いウイスキーは、キャップの周りに『パラフィルム』というのを巻いて、キャップの隙間からアルコールが抜けるのを防ぐようにはしていますが、それでもダメになるものはダメになりますね。
残念。
ボトルの中の残りが半部以上だと割と持つのですが、半分以下、残り少ないウイスキーはやはり長くはもたない。
いつまでも置いといてもダメですね。
ある程度のところで飲みきらないと。
ふと思ったことがあって、それは、
アルコールの抜けたウイスキーを、ストレートではダメだけど、ロック、水割り、ソーダ割りにしたらどうなんだろ?
もうひとつが、スピリタス(アルコール度数96度のウォッカ)を少し入れて、しばらく置いておくと復活しないかな?
さらに、他のウイスキーに混ぜるとどうなるか?
40度のウイスキーに混ぜると全体の度数が下がるので、度数が60度くらいのカスクストレングスのウイスキーに混ぜてみるとか。
ということです。
二つ目のウォッカと混ぜるのは、混ぜてしまった時点でもうウイスキーではなくなりますが。
ちょっと今度やってみよ。