万博の桜

「何にしようか?」

決めていました。

寄付するって。

コロナ禍でもらった休業補償金の一部を。

ユニセフと赤十字にはしたのですが、

身近なところにも。と考えていたとき、見つけたのが、二つ。

ひとつは、

家の氏神様の豊崎神社に参拝に月一回行くのですが、

拝殿のところに、いたんだ本殿の修復と、古くなった参集殿の建て替えのために寄付を募っていました。

これはと思い、寄付しました。

ふたつ目が、

万博の桜です。

たまたま広告を見て興味を持ちました。

大阪・関西万博開催に向けて、大阪のいろいろなところに桜を植えるので、その寄付を募っていました。

で、寄付したのですが、それが、たしか2020年か2021年、いや、2023年だったかな?

寄付をして、その寄付金で桜が植樹されると郵便でその木の場所が知らされる。ということでした。

その木には、寄付した人の名前が入ったネームプレートがつくらしいのですが。

と、

寄付してから、寄付したことをずっと忘れていました。

そして、たまたま今年2025年、何かのネットニュースで、寄付金が目標に達したので、寄付の募集を終了するというニュースを見て、

「あっ、そういえば寄付してたな。」と思い出しました。

寄付してから何の郵便も届いていないので問い合わせたところ、

「あっ、ちょうどこの間の木曜日に郵便出しました。」と言われました。

「そば屋の配達かっ!」と思いましたが。

まぁ、なんやかんやと書きましたが、

郵便が届いたので見に行ってきました。

植樹の場所は寄付者のいてるところになるべく近くに植樹してくれるということでした。

で、(大阪市に住んでいる人しかわからないと思いますが)毛馬閘門の横にある『蕪村公園』に木はありました。

与謝野蕪村が生まれた場所にある公園。

公園の目の前は淀川からの分流・大川(旧淀川)。

夕方に行ったのですが、大川の方へ沈んでいく夕陽に照らされて桜の木がありました。
 

夕日に照らされる大川沿いの若い桜の木。大阪関西万博の桜寄付プログラムで植えられた桜が未来の春を待つ。

そして、ありました。

桜の木の支柱にプレートが。
 

大阪関西万博2025の桜寄付プログラムの支柱に取り付けられた寄付者プレート。BAR ALBA 田中健一の名前が刻まれている。

この春、どんな色合いの桜が咲くのか?

また、この先、どんな風に大きく育っていくのか、楽しみでなりません。

この桜が、公園を訪れる皆さんにとって、心温まるひとときとなることを願っています。
 

大阪の公園に植えられた若い桜の木。支柱に支えられながら、未来に向けて成長していく姿が楽しみ。

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