『たまには、こういうの飲んでイイんじゃない?』薬草系リキュール キナ・クレメンティ
CHINA CLEMENTI
キナ・クレメンティ
あなたはBARに行ったとき、どんな注文をしますか?
「ご注文は?」
「う~ん…すっきりしたカクテルを。」
「フルーティーな甘いカクテル。おすすめで。」
よくあるオーダーです。
お客様も、どういうふうにオーダーしていいかわからない。
なんとなくそう言ってしまう。
どういうお酒があるか知らない。
いろいろあると思いますが。
「さっきから何言ってんの?」
なにが言いたいのか?というとですね。
お酒ってほんとうにたくさん種類があって、いろいろな味のお酒があるんです。
フルーツフレーバーのお酒もおいしいけど、たまには『苦味(にがみ)』のある薬草系リキュールでもどうですか?ということを言いたい。
飲んでみてほしい!
薬草系リキュールって、うまいんだよ!
「薬草系リキュールって何?」
薬草系リキュールとは、アルコールに薬草のエキスを加えて、シロップで甘みをたしたお酒。
薬草とは、いろいろな植物の根、皮、葉、花など。
漢方薬みたいな感じ。
薬草系リキュールで有名なのはカンパリですね。
で、
今回紹介するキナ・クレメンティをぜひ飲んでみてください。
そのままストレートで飲むと、まずはトロっとシロップのような甘みが。
そして、静かな水面に一滴のしずくを落とした時、広がる波紋のように、苦味がぱっと広がります。
いい苦さなんですよ!これが!
まぁ、何が言いたいかというと、このお酒うまいんですよ!
たくさんの人にこのお酒を知ってほしい。そう思っています。
「どうやって飲むの?」
お酒を飲みなれたツウなら、ストレート。
もしくは、ロックで。
「薬草系リキュールを飲んでみたいけど、そのままはちょっと…」というかたならカクテルに。
炭酸飲料のトニックウォーターでわって、レモンジュースを少したした「クレメンティ・トニック」。
キナ・クレメンティの甘さと、レモンのすっぱさで、甘みと酸味のバランスが良く、トニックウォーターのシュワシュワシュワっと炭酸の爽快感が楽しめる一杯に。
カンパリソーダが好きならぜひ飲んでみてください。
きっと気に入っていただけるはず。
また、スプモーニ風に、グレープフルーツ・ジュースとトニックウォーターをミックスしたカクテルもグー!
薬局で生まれました。
このお酒をつくったのは、ジュゼッペ・クレメンティという人物。
イタリアのトスカーナで薬局を経営していました。
1884年に、苦味のある「キナ」という植物と、いろいろなハーブを使ったお酒を考案しました。
それがキナ・クレメンティ。
現在このお酒をつくっているクレメンティ社は、1884年当時と変わらないつくり方でつくり続けているそうです。
ジュゼッペ・クレメンティの薬局『FARMACIA CLEMENTI』は現在もあります。
住所は、Via Roma, 111, 54013 Fivizzano MS, イタリア
グーグルマップで見ることができます。
ビニシー巡りから、うってかわって大人のバーへ
このギャップが相手の心をつかむ‼
BAR ALBAのブログでは、毎週、お酒やカクテルをわかりやすく解説しています。
ぜひご覧ください。
そして、ぜひBAR ALBAへお越しください。
天満とは思えない落ち着いた雰囲気の中で味わうキナ・クレメンティ。
「なにか良いことないかなぁ~。」
「毎日、同じでつまらないなぁ~。」
と思っているあなた。
解決法をお教えしましょう。
それは『いつもと違うことをする』です。
そんな大きなことをする必要はありません。
ほんの少しの小さなことで良いのです。
例えば、出勤の時にいつも通る道とちがう、ひとつ横の通りを歩いてみるとか。
今夜は飲みなれたお酒ではなく、新しいお酒にチャレンジしてみましょう。
きっと未来が変わるはず。