『6歳の子供を助けた、お酒のはなし』ラム バカルディ
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BACARDI
バカルディ
ラム・バカルディのボトルにスペインの紋章があります。
なぜでしょう?
それにはこんな話があったのです…
スペインの国王、アルフォンソ13世。
彼は、母親のおなかにいる時、父親で国王のアルフォンソ12世が亡くなったため、生まれてすぐ国王に。
1892年、アルフォンソ13世が6歳の時、風邪をこじらせ寝込んでしまいました。
なかなか治らず、しんどそうです。
そこでドクターが、バカルディのラムを少量飲むことをすすめました。
ラムを飲んだアルフォンソ13世はぐっすり熟睡し、翌朝には熱がぐっと下がり、回復していきました。
これを聞いたバカルディ社は、ラベルにスペインの紋章を印刷させてほしいとお願いしました。
スペインは、バカルディのおかげで国王の風邪が治ったこともあり、紋章の使用を認めました。
まだ6歳の子供にラムをすすめたドクター。
すごいですね!
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バカルディ創業者
バカルディの創業者は、ファクンド・バカルディ。
![画像:創業者ドン・ファクンド・バカルディの肖像画](https://diw8w24hqbwyj.cloudfront.net/wp-content/uploads/2019/01/24211723/bacardi-story01-868x1024.jpg)
スペイン生まれ。
1830年にスペインの植民地のキューバへ移住しました。
1862年2月、ラムの工場をイギリス人から買い取り、自分の名前を付けたラムを売りだしました。
当時出まわっていたラムは荒々しい風味のラムばかりでしたが、バカルディは、すっきりライトなラムをつくり売りました。
その味わいがだんだんと人気になって、キューバ以外にスペインやアメリカでもライトなラムといえばバカルディ、といわれるほど広まっていきました。
キューバ革命の時、バカルディは会社が国に吸収されるのを避けるためにキューバを脱出。
現在は、バミューダ諸島のハミルトンに本拠地があり、プエルトリコやメキシコなどの工場でラムをつくっています。
バカルディ社は現在、ジンのボンベイサファイアや、スコッチウイスキーのデュワーズなどたくさんのブランドを吸収して、超巨大な企業になっています。
コウモリのマーク
バカルディといえばコウモリのマーク。
![画像:1890年から現在までの歴代のバッド・デバイス](https://diw8w24hqbwyj.cloudfront.net/wp-content/uploads/2019/01/24211709/bacardi-story02-1024x242.jpg)
なぜコウモリなのか?
バカルディ創業当時、キューバでは字を読み書きできる人たちは、あまりいませんでした。
そんな中、バカルディのラムを選んでもらえるためには、なにかバカルディとわかるマークがいるなと考えていました。
そんなある日、ファクンド・バカルディの奥さんが、工場の屋根裏にコウモリがたくさんいるのを見つけました。
コウモリはスペインでは健康、富、家族の団結のシンボルだったことから、バカルディのマークに採用。
以来、バカルディは「コウモリのラム」として広く知られるようになりました。
ビニシー巡りから、うってかわって大人のバーへ。
このギャップが相手の心をつかむ‼
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ぜひBAR ALBAへお越しください。
天満とは思えない落ち着いた雰囲気の中で味わうバカルディのラム。
おかげで今夜は熟睡できますよ。
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