『求む！ドラゴンにいどむ勇気ある戦士！』スコッチウイスキー　アードベッグ　スコーチ

ARDBEG SCORCH
アードベッグ　スコーチ

イギリス、スコットランドのアイラ島という島にあるアードベッグ蒸溜所で造られたウイスキー。
※蒸溜所⇒ウイスキー工場

スコッチウイスキーです。

2021年のアードベッグ・デーを祝う限定ボトルは 「スコーチ」

アードベッグ・デー

アイラ島では毎年5月最終週から6月第1週にかけて、ウイスキーの祭典「アイラ・フェスティバル（Islay Festival / Feis Ile）」が開催されます。

期間中、日替わりで各蒸留所の「オープン・デー」が開催され、熱心なウイスキーファンが蒸留所おとずれます。

「オープン・デー」の最終日をかざるのがアードベッグ。

この日を「アードベッグ・デー」とさだめ、アイラ島に集結するアードベッグファンのみならず、世界中のアードベッグファンといっしょにお祝いしています。

2021年のアードベッグ・デーは、6月5日。

毎年アードベッグ・デーの日に限定ボトルが発売されます。

ドラゴン伝説

ドラゴンはアードベッグ蒸留所の3番倉庫に住み着き、気性が荒く、強烈にスモーキーな息を吐き、蒸留所の人たちを恐怖に陥れていました。

そんな中、立ち上がったのがアードベッグのマスコット犬、ショーティー。

果敢にドラゴンと戦い、無事に蒸留所を守り抜きました。

戦いに敗れたドラゴンは究極のスピリッツへと姿を変え、戦いの炎によって施されたチャーのカスク（樽）が勝利の証として残りました！

ということで、今年のスコーチにはドラゴンが入っています！

スコーチの箱には、炎を吐くドラゴンと、剣と盾を持って戦うショーティーの様子がえがかれています。
　

チャー

たむらけんじとチャうよ！

スコーチは、バーボンの熟成に使っていた樽を激しくチャーしてからアードベッグを入れて熟成。

「チャー」とは、樽の内側を焼くことです。

なぜ焼くかというと、焼くと木から甘い成分ができます。

熟成中その成分が、ウイスキーに甘い味や香りをつけてくれます。

軽く焼くのか、しっかり強く焼くのかによってウイスキーにあたえる影響がちがうので、蒸溜所ごとに自分たちのつくるウイスキーをどういうふうに仕上げたいかによって焼き方を変えています。

一番強くチャーすることを「アリゲーター・チャー」といいます。

焼きおわった樽の表面が、アリゲーター（ワニ）の皮のようになるから。

ちなみに、2011年にアリゲーター・チャーの樽で熟成させた「アードベッグ・アリゲーター」という限定品がでました。

今回のスコーチとどう違うのでしょうか？

飲み比べてみても楽しいかもしれません。

スコッチスコーチ

「スコーチ（SCORCH）」は、「焦がす」や「焼け焦げ」といった意味で、このチャーかられんそうして名づけられたと思います。

味わいは、アードベッグらしいけむりの香りはもちろん、バニラのような甘い香りも。

舌の上にほどよい甘み。

そしてけむりが鼻にぬけていく。

（これがドラゴンか…！！）

水割りで飲んだ時に、奥のほうに、ほのかにジンのような香りがしました。

少しめずらしい味わいのアードベッグです。

ビニシー巡りから、うってかわって大人のバーへ。このギャップが相手の心をつかむ‼
　

ぜひBAR ALBAへお越しください。

天満とは思えない落ち着いた雰囲気の中で味わうアードベッグ　スコーチ。

天満のダンジョンでドラゴン退治！