『あべさん!ウイスキーですよ。』スコッチウイスキー アベラワー12年 ダブル カスク マチュアード

ABERLOUR 12 YEARS OLD DOUBLE CASK MATURED
アベラワー12年 ダブル カスク マチュアード

会社員 安部礼司さんの場合

BAR ALBAへお越しになった安部礼司さん。

「何かスコッチでおすすめを。」

ということでアベラワー12年ダブル カスク マチュアードをお出ししました。

一口飲まれて。

安部さん「ふっ、マスター。なんかこいつオレに似てるよ。」

マスター「といいますと?」

安部さん「突出した特長がない。平均的なところがさ。」

マスター「はぁ…?」

安部さん「会社では平均的なサラリーマン、アベレージってからかわれてさ。」

マスター「いいじゃないですか。バランスがいいってことで。」

安部さん「ありがとうマスター。オレ、明日からまた頑張れるよ。」

あべらわぁ?

イギリスは、スコットランドのスペイサイド地区にあるアベラワー蒸溜所で造られているウイスキーです。
※蒸溜所⇒ウイスキー工場

だぶる?かすく?まちゅあーど?

「2種類の(ダブル)樽で(カスク)熟成した(マチュアード)」ウイスキーです。

ひとつが、アメリカのバーボンウイスキーの熟成に使っていた樽。

この樽で熟成させると、ウイスキーにバニラやココナッツのようなフレーバーがつきます。

もうひとつが、スペインのシェリー酒を熟成させていた樽。

この樽からは、渋みやドライフルーツのフレーバーがつきます。

それぞれの樽で12年間熟成させた後に、ブレンドされます。
 

そもそも論

そもそも、なぜウイスキーは木の樽に入れて寝かせる必要があるのでしょうか?

理由は3つあります。

1、イヤなものを取ってくれる。

2、おいしいフレーバーがつく。

3、よりおいしくなる。

1の「イヤなものを取ってくれる。」とは

木の樽に入れる前のウイスキーには、雑味や不快に感じるフレーバーがあります。

それらのイヤなものを熟成しているあいだに、とりのぞいてくれます。

2の「おいしいフレーバーがつく。」とは

熟成中に木がいろいろなフレーバーをウイスキーにつけてくれます。

3の「よりおいしくなる。」とは

熟成中に木をとおして、ウイスキーが空気と触れ適度に酸化します。

そうすると、ウイスキーにコクが生まれ、複雑さが高まり、フルーツのようなフレーバーがよりいっそう深まります。

スコットランドでは昔から、「樽がウイスキーをつくる」と言われているそうです。

ビニシー巡りから、うってかわって大人のバーへ。このギャップが相手の心をつかむ‼
 

店内

ぜひBAR ALBAへお越しください。

天満とは思えない落ち着いた雰囲気の中で味わうアベラワー12年 ダブル カスク マチュアード。

ふたつの樽のブレンドによる『絶妙な良いバランス』をお楽しみください。
 

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