復活に10年 ジェームズ E ペッパー 1776 ストレート バーボンとオールドファッションの関係
JAMES E PEPPER
1776 STRAIGHT BOURBON
ジェームズ E ペッパー
1776 ストレート バーボン
ジェームズ E ペッパー 1776 ストレート バーボンとは、アメリカで作られているバーボン・ウイスキー。
名前の「ジェームズ E ペッパー」は、1776年設立以降、1958年まで生産されていた、“オールド1776”という愛称で親しまれていたバーボンを作っていた人物の名前です。
そして「1776」は、上記のとおり設立の年であり、アメリカが独立した年でもあります。
10年かけて復活
1958年で生産が終わってしまったバーボン「オールド1776」をアミール・ピーという人が、残っていたウイスキーや資料の収集と歴史研究に10年間費やし、2008年にこのバーボンを復活させました。
そして、もともとこのバーボンを作っていたジェームズ E ペッパー蒸溜所は、廃墟と化していましたが、再建され、2017年からウイスキー作りが再開し注目が集まっています。
※現在販売されているものはローレンスバーグ蒸留所というところで作られています。
※蒸溜所⇒ウイスキーを作っている工場
誕生!カクテル「オールド ファッションド」
今、海外で流行しているウイスキーをベースにしたカクテル、オールド ファッションド。
古くからあるこのカクテルは、1870年、アメリカのケンタッキー州ルイヴィルにある「ペンデニス・クラブ」という酒場のバーテンダーが、常連客だったジェームズEペッパーのために彼の作っていたバーボンを使い考案したそうです。
このカクテルを気に入ったジェームズは、当時住まいを購入したばかりのニューヨーク市に出かけると、酒場に顔を出してこのカクテルを作らせ、このカクテルの普及に肩入れしたそうです。
もちろん自社のバーボンのPRを兼ねて。
複雑な香りと熟成感を楽しめるボリュームあるタイプのバーボン・ウイスキーです。