『ゴルフウェアちゃうよ!』スコッチウイスキー ブラック・アンド・ホワイト
BLACK&WHITE
ブラック・アンド・ホワイト
イギリス、スコットランドのウイスキー。
安い賃金
生みの親は「ジェームズ・ブキャナン」という人物。
スコットランドのグラスゴーという町の船会社の事務員として働いていました。
賃金は安く退屈な仕事ばかりだったそうです。
「いつか大都市ロンドンで一旗あげてやろう」と夢みていました。
そして1879年、ロンドンにウイスキー販売の会社をつくります。
当時、ウイスキーといえば、個性と風味の強いウイスキーばかりでした。
しかし、みんなが求めているのはスムーズでまろやかなウイスキー。
ジェームズは、「ロンドンの人たちに受け入れられる」「初心者や若い人たちにも飲みやすい」そんなウイスキーを造ろうと思い、いろいろな蒸溜所(⇒ウイスキー工場)のウイスキーをブレンドして試行錯誤を繰り返しました。
そして1884年、「ブキャナンズ・ブレンド」というウイスキーをつくりました。
柔軟に
黒い瓶に白いラベルを貼って売り出しました。
バーなどでお客さんは「ブキャナンズ・ブレンド」と言わず、「あの黒と白のウイスキーをくれ」と言って注文することが多かったそうで、それを聞いたジェームズは、ウイスキーの名前を「ブラック・アンド・ホワイト」に変更しました。
そして、ドッグショーを見に行ったとき、優勝した二匹の黒と白の犬を見て、その二匹の犬をトレードマークにすることを思いつきました。
黒い犬は「スコティッシュ・テリア」、白い犬は「ウエストハイランド・ホワイト・テリア」。
二匹ともスコットランド産の犬です。
イギリス国内のみならず、世界中に輸出され、世界中で飲まれるウイスキーになりました。
ディズニーお気に入り
ウォルト・ディズニーは「ブラック・アンド・ホワイト」がお気に入りだったそうで、よく仕事終わりに、細かく砕いた氷を入れたグラスに、ブラック・アンド・ホワイトとレモンを入れて楽しんでいたそうです。
スパイもお気に入り
「007」の映画「ドクター・ノー」でジェームズ・ボンドがブラック・アンド・ホワイトを飲んでいました。
また、小説「ムーンレイカー」にも登場します。
様々な映画や小説などに登場。
またいろいろな著名人たちからも愛されたウイスキーです。
スムーズだけではない
スタンダード・クラスでありながら、なかなかリッチな味わいです。
ほのかな甘味。
スコッチらしいスモークの香りがしっかりしている。
これぞ『ブレンデッド・スコッチウイスキー』といった味。
このスコッチ・ハイボールはなかなかイケますよ。
ぜひBAR ALBAへお越しください。
天満とは思えない雰囲気の中で味わう、ブラック・アンド・ホワイト。
ここは天満のグレーゾーン。