『♪でぃ~こん、でぃ~こん、お~くちがながいのねぇ‥』 BAR ALBAがおすすめするThe Deaconスコッチウイスキー:その魅力と特徴

バーカウンターに置かれたThe Deaconスコッチウイスキーのボトル。

「あぁ、これいいなぁ。」

ひとめぼれってやつ?

知ったのは、たしかネットのニュース。

四角い銅色のボトル。
 

The Deaconスコッチウイスキーのボトルキャップのクローズアップ。光沢のある銅色のボトルが特徴的。

ボトルの独特なもよう。

ラベルにえがかれているクチバシみたいなのつけてる人。
 

The Deaconスコッチウイスキーのラベルのクローズアップ。ペスト医師のデザインが詳細に見える。

もうそれだけでほしい。

味、中身がどんなのであろうとも。

ジャケ買いってやつですね。

スコッチウイスキー『ザ・ディーコン』

ほしいと思い、さっそく酒屋さんに問い合わせ。

「はいりません。」

「えっ?」

聞くところによると、アマゾン、ドンキ、やまやなど、決まったところでしか扱いがないとのこと。

酒屋の社長はちょっと気にくわないといった感じでしたが。

「ほしいけど、今すぐってわけではないし。」

たまにドンキで買い物したときは、酒コーナーのぞいてみるけど売ってない。

で、やまやに行ったら売ってた。

で、さっそく飲んでみたら、これが‥

「うほっ」

ので、すぐブログ書いてみた。

まずは、やっぱり見た目

銅色の四角いボトル。

なぜ銅色なんでしょうか?

それは、ウイスキーをつくるときに使われる、銅でできてる蒸溜釜(じょうりゅうがま)の色からきているようです。
 

ラベルのクチバシの人は何でしょう?

『ペスト』という病気を治療する医者です。
 

17世紀のヨーロッパでは、ペストの治療にあたる医師たちは、独特な防護服を身にまとい、鳥のクチバシのようなものが付いたマスクを着用していたそうです。

それにしてもなぜマスクは、こんな形をしているのでしょうか?

長さ15センチのクチバシのような形で、中に香料を入れていたそうで。

鼻の近くの左右に1箇所ずつ穴があり、クチバシに仕込んだハーブの香りを、吸い込む空気にまとわせていたようです。

これで感染を防げると考えられていたからでしょう。

話がそれましたが、なぜ医者のイラストが描かれているかというのは、見た目のインパクトのためのようですね。

特にこのウイスキーと医者の関係はなさそうで、その独特の見た目がラベルのキャラクターに採用されたようです。

こう書いてしまうと夢が壊れるというかなんというか。

まぁ、でもパッと目を引きますよね、このキャラクター。

そのへんはこのウイスキーをつくった会社は上手ですね。

私はコチラを思い出しましたが‥
 

このウイスキーをつくっている会社は、アメリカにある『Sovereign Brands』というところなのですが、ホームページをみると、いかしたデザインのボトルのお酒ばかり作っています。
 

「どんな味でもいいからほしい。」と思わせるデザインです。

熟練した職人

名前の『Deacon』とは、スコットランドでは、熟練した職人という意味だそうで、そこから名づけられたようです。
 

肝心のウイスキーですが、

中身は、スコットランドのアイラ島でつくられている煙の香りの強いウイスキーと、スペイサイドというエリアにあるウイスキー工場でつくられている、こちらも煙の香りの強いウイスキーをメインにブレンドされたものです。

たしかに、ストレートで飲んでみると、ひじょうに煙の香りがモックモク、モックモクと立ちこめてきました。

ハチミツをなめたような、むわったりとした甘さが舌の上にトロトロトロ~っと広がりました。
 

 The Deaconスコッチウイスキーのボトルと一緒にサーブされたストレートウイスキーのグラス。琥珀色のウイスキーがグラスに注がれている。

いいじゃん!このウイスキー!

見た目だけかと思ったら、味もいい。

ようでけてる。

ちかごろの新製品のウイスキーの中では、よくできたおいしいウイスキーだと思いました。

ハイボールも試しましたが、ハイボールにすると甘みは消えて、きりきりきりっとさっぱりで、煙の香りの強いハイボールでした。

お好みの飲みかたで楽しんでください。
 

The Deaconスコッチウイスキーのボトルと一緒にサーブされたハイボールのグラス。氷が入った爽やかなハイボール。

ディーコン ¥1500

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