『ハードコアなウイスキー!』スコッチウイスキー アードコア

スコッチウイスキーのアードベッグ。
 

年に一度、限定品がでます。

毎年、いろいろな試みでつくられたウイスキーがでます。

去年の2021年は、熟成に使う樽の内側をめちゃくちゃ燃やして、まっ黒こげにしてから、アードベッグを入れて熟成させたものでした。
 

名前は、アードベッグ・スコーチ。

そして今年、2022年の限定品、名前は『アードコア』
 

特徴は、原料の大麦を黒く焦がして、それでアードベッグをつくりました。

通常アードベッグに限らず、スコッチウイスキーをつくるときに使う大麦は焦がしていないものを使います。
 

アードベッグは、ただでさえ焦げ臭い香りのウイスキーなのに、焦がした大麦でつくったら、それはもう『超』がつくほど焦げくさすぎ!

なんてハードコアなアードベッグができてしもたんや!!

そやっ!アードベッグとハードコアを合体させて『アードコア』やぁ!

といういきさつだったかどうかは知りませんが、おそらくそんなとこだろうと。

以下、アードベッグ公式ホームページでのアードコア紹介文。

『極限まで焙煎したモルトで、ウイスキーのルールを破壊する』

極限まで強く焙煎したブラックモルトを使うことにより、今までになくスモーキーでとんがったアードベッグが誕生しました。

ダークチョコレートやブリトルトフィーの中から、テンション高めのアニスや炭が前面に現れてくる、味蕾を破裂させるようなPUNKなインパクト。

ハードコアなアードベッグ上級者に贈ります。

とのことです。

『ブリトルトフィー』?

『テンション高めのアニス』?

言葉の意味はわからんが、とにかくすごそうなアードベッグだぁ!

ハードコアって…

そこのスケベなあなた。

ハードコアと聞いて、超エッチなポルノのことを想像したでしょ!

ちゃうちゃう。

音楽のロックのジャンルのひとつのハードコア・パンク (Hardcore punk)のことや。

ハードコア・パンクは、パンク・ロックのロックン・ロール色を排し、より暴力性や攻撃性を強調したジャンル。

ふたつのアードコア

アードコア、ふたつのバージョンがあります。

ひとつは、度数46度のレギュラー・バージョン。

そしてもうひとつが、度数50.1度のコミッティー・ボトルというもの。
 

左:レギュラー・バージョン 右:コミッティー・ボトル
アルコール度数が46%と50.1%

コミッティーとは、アードベッグのホームページで名前などを登録すると入れる会員のこと。

その会員だけが手に入れることができるのが、コミッティー・ボトル。

去年までも、年に一度の限定アードベッグにレギュラーとコミッティー・ボトルの2パターン出ていました。

ただ、コミッティー・ボトルを手に入れようとすると、イギリスのアードベッグのホームページで会員になり、購入してから高い送料がかかったりと、やや手に入れにくい状況でした。

しかし、2022年からは、日本バージョンの公式アードベッグ・コミッティーのホームページが開設され、コミッティー・ボトルを手に入れやすくなりました。

くらべる

46度のレギュラー、アードコア。
 

50.1度のよりハードコアなアードコア。
 

ふたつをならべて飲みくらべてみるのはいかがですか?

また、去年のアードベッグ・スコーチと今年のアードコアの飲みくらべなんていうのもよさそうですよ。
 

ふたつとも『焦がす』ということにフォーカスしたアードベッグ。

どんなちがいがあるのか、コアなアードベッグファンのあなたの目と鼻と舌で確認してみてください。

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そして、BAR ALBAへお越しください。

天満とは思えない落ち着いた雰囲気の中で味わうアードコア。

いつもは真面目でいいけど、たまにはちょっとワルになるのもイイんじゃない?

よっしゃー!今夜はアードコア飲んではじけちゃおうぜぇ~!

過激なシャウト。

ディストーションを効かせ。

音量大きくいこかぁ!
 
◆アードコア 46%
1shot 2500

◆アードコア コミッティー・ボトル 50.1%
1shot 2900

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