『ラグジュアリー・ラムってことだけはある』ラム ロンサカパXO
初めて飲んだのは15年くらい前かな?
バーに行ったとき飲んでみたんだけど
「えっ、なにこれ!」
うんま~( ゚Д゚)
まず
『リッチ』
という単語が頭に浮かんだ。
濃厚な味わい
深い熟成感
ラム『ロンサカパXO』
ロンサカパシリーズの最高級品
重厚なボトル
存在感のあるボトルは、よくお客様から「あれな~に?」って。
どこの国でつくってるの?
ロンサカパはグアテマラでつくられています。
ロンサカパの名前は、ロンはスペイン語でラムのこと。
サカパはグアテマラにある町の名前です。
ロンサカパは、サカパの町の創立100 周年を記念して、1976 年に作られました。
ロンサカパの作り方
ラム酒の原料は『さとうきび』です。
さとうきびをしぼります。
しぼって出てきた甘いジュースに、『酵母』という生き物を入れます。
すると、酵母が甘い糖を食べて、アルコールをつくります。
で、お酒ができるのですが、それで終わりではありません。
できたお酒を、今度は、銅でできた大きな釜に入れます。
下から加熱してやると、いずれボコボコと沸騰してきます。
そして、上からシュッシュッシュと蒸気が出てきます。
やかんでお湯を沸かすようなイメージでしょうか。
その蒸気を冷やしてやると、元のお酒よりアルコール度数の高いお酒ができます。
そのアルコールの高いお酒を今度は、木でできた樽に入れて寝かせます。
で、ロンサカパができあがりです。
簡単に言うとですけど。
雲の上でお酒を寝かせる?
お酒を木の樽に入れて寝かせるとき、温度の高い場所で寝かせると、中のお酒がどんどん蒸発してしまい、すぐにカラになってしまします。
樽で寝かせると、どんなお酒もある程度は蒸発するものなので、しかたがないのですが、暑いところでは顕著で、どんどん蒸発してしまうそうです。
スコッチウイスキーをつくっている、スコットランドや、日本のウイスキーの場合は、南国のように暑くはないので、樽の中でお酒はゆっくり熟成させることができます。
蒸発のスピードもゆっくりと。
ゆっくり熟成させると、木の樽からいろいろな成分が溶け込んでいき、透明だったお酒が琥珀色になり、ピリピリとしたアルコールの刺激がやわらいで、まろやかな口当たりに。
そして、いろいろな香りや味の成分が溶け込み、おいしいお酒になっていきます。
グアテマラは気温が高いので、年間を通して涼しい、山の上にラムを寝かせるための倉庫をつくりました。
海抜2,300メートルの場所にある倉庫に、蒸溜したての透明なラムをトラックで運びます。
倉庫は『雲の上の家(House Above the Clouds)』と呼ばれています。
ペタテ?
ボトルのネックにはゴールドのペタテの模様
ペタテっていうのは、ヤシの繊維で編んだ織物のこと
ロンサカパ23年のボトルに巻かれていますね
YouTubeでペタテをあんでる様子の動画➡ https://www.youtube.com/watch?v=0NE9voc5Oms&t=6s
どうやって飲むのがいいの?
おすすめの飲みかたは、がぜん『ロック』がいいですね。
ロンサカパに限らず、ラムってそのままで飲むよりロックで飲むと、甘みが出ておいしいんですよ。
ロンサカパXO、このラグジュアリーなラムを
バーのカウンターでグラスをかたむけて
ぜいたくな時間をおたのしみください。
ロンサカパXO 2100円